(32) 外人に仏教を

先ほどまで掛かって、中国人の天才少女に仏教の説明をしてきました。お互いに忙しいから専ら夜中にデートするのです。

ファミレスの片隅で、筆談半分で議論している。(笑)

日本の医科大学に来て6年で助手になりました。専攻は遺伝子。
和尚なんかにはさっぱり判らない世界で、
「それ、前世の因縁と、どう関係ありますか・・」
なんて聞いたりする(笑)

話して居たら森本さんから電話が入り、ボランティアの話になりました。

「栗田さん、手伝わなくても、その人強い人だから自分でやって行きますよ!」

そりゃあ、力も金も無いのは分かっているけど、でも、少しでも何か出来ればと思うでしょ・・・あなただって。

一瞬、他の女に冷たいところはアレと同じ類か・・なんて思いながら(笑)アメリカ女性は世界一の悪妻と言うけど、中国の女性も強いこと強いこと。皆さん、車はともかく、嫁は国産にしましょう。

なんでも正攻法、真正面から理詰めで来ますね。それで、”布施”が全然分からないの。


「お金と財物を十分持っていれば、その剰った分ですれば良いのです。収入の1%位かな?」

例え貧しくとも、出来るだけ施しをさせて戴くなんて、軟弱な事はゼ〜ッタイに判らないって。だから、「無財の七施」と言いまして、お金も財物も無しに出来る布施行の説明では手を焼きました。

「・・それも余裕があれば出来マス」

坊主の実力テストはコレですね。外人を説得するには相当実力が要ります。

 

 

 

表紙に