(41) これを平成という


 今夜のロータリーで、皆に漢文の素読をやって貰いました。

 今、日本人の国語力が落ちているとしたら、漢文を読まないからで、思考力が落ちているとしたら、考える為の言葉がお粗末になっているからであります。

 物を考えるというのは、言葉で考えるわけですから、「うっそー、信じられない、むかつく・・」これの繰り返しで会話が成り立つというのは、双方が言葉を3つしか持っていないということで、国の将来を担うべき子孫達が、この娘達の地面にベタ座りした股間からひり出されるのであると思いますると。(笑)

 さて皆さん、今の年号は平成と言いますね。論語から引いたとか言っていますが、実は大変な本にも引用されて居るのです。私の大好きな医学の本に、「医心方」という本がありまして、少し古い発刊で今の中国は随・唐の時代に書かれたという大著。

 私の愛蔵している物はその中でも、平安時代に丹波康頼という大医師が編集したという「二十八巻 房内編」で、その、いわゆる男女交接の教科書であります。

 それが、いわゆる下賤な下々が興味本位で読むという代物ではなく、王侯貴族の奥まった部屋で使われる房事の教科書ですから、説くところ極めて高尚かつ健康的なもので、その文章は典雅にして神韻渺茫(しんいんびょうぼう)、まさに桃源を探り神仙に遊ぶと言う、誠に有り難い書物。

 ですから、この本の原本は、かしこくも宮内庁の書陵部という所に保存されて居まして、歴代、やんごとなきあたりの用に供されていた・・・のかしらというのもの、以下、心して拝読すること。(笑)

 平成の所だけだよ(笑)

「男は下に衝き、女は上に接すべし。此所を以て合会すれば、謂うに天平らかに地成る。」


 わかる?男は上から下に突き、女は下で受ける。そうすれば天も地も平和に治まる・・・と言うこと。「最後はあれでしかいけない」等という人も居るあの体位。(笑)

 もう少しご披露しようか?

「緩かに衝くが若きは、鮒魚の釣に弄ぶに似、急ぎ迫るが若きは、小鳥の風に遇うに似る。進退牽引、上下随迎、左右往還、出入粗密、此れ乃ち相い持して務めを成す。事に臨みて、宜しきを制し、膠柱るべからず、宮商(おんかい)は以て時に当たるの用を取れ。」

 青少年は判らんで宜しい(笑)判りたければ勉強する事。

 平成と言う年号を書く度に恥ずかしいから、つい西暦派に成りますね、聊かのインテリと致しましては・・・

 昔、田中首相が中国に乗り込んで国交回復を粘った時、最後に周恩来首相が「規則を作ってそれを守るのは有能な人物である」と色紙を書いて田中首相に渡したそうな。

 田中首相も喜んで、珍妙な漢詩を恥ずかし気のも書いた。剛丹な人らしいエピソードだと伝えられましたが、後がいけない。「けれどもそんな人物は小役人のことで、天下を収める程の人物ではない。」と。

 馬鹿にされたままで田中首相は帰ってきた。

 オマケに、その時以来、莫大なODAを渡してきたのに、中国は一言も礼を言わないばかりか、自分で他の国にODAを出していたりして、誠に、盗人が慈善事業をするみたいな振る舞い。
 
 教養が無いと知らない処でイジワルされたりするからご用心。勉強しましょう。

 

 

 

表紙に