坊さんになるって?
今、「心の時代」と盛んに言われています。仏道に入ろうという在家者の話題も耳にします。物質的な利便のみを追求してきた生活が、あらゆる所で破綻を見せ、おまけにバブルの後遺症により、政治も経済も先の見えない昨今、なおさら心の拠り所が求められるのでしょうか。
さて、出家と言うと、先般来世間を騒がせている宗教まがいの団体を思い浮かべ、修行という言葉も閉鎖的自己本位的な団体生活をイメージしがちですが、在家仏教(日本に伝わるほとんどの仏教宗派)は出家者になっても、普段の生活は普通一般の暮らしと大差ない生活をするのが普通です。
ここでお勧めする「出家」と言うのも、私達僧侶と共に学ぶ仲間(サンガ集団)に入りませんかと言う事です。教典・教学を学び仏事作法を習得する中で、釈尊の説かれた真理を学び、それを生活の中に活かすのです。
永らく仕事を続けて来たが、どうも私の人生はこればかりでは無いような気がする・・・もっと視野を拡げ、物の見方を変えられないものか・・・定年を機に、もう一度新しい人生にチャレンジ出来ないか・・・動機は何でも良いのです。日常の生活はそのままに、家族縁者との暮らしは大切に、無理のない自然な構えで取り組みたいものです。
仏教の流れには大きく分けて大乗、小乗に分けられます。大乗とは仏の救いを頼み、大きな船に乗せて貰う様に、誰もが救われる教え。これに対して、知恵を学び修行を積んで自ら悟りの境地を得ようと言うのが小乗。学問を究め、修行を積むなど、私達世俗の者には到底出来る事ではありませんが、何も難しく考える事はありません。「悪人正機」と言う言葉を耳にされた事があると思いますが、これは、自分の罪を自覚懺悔して、既に差し延べられている御仏の救済に気付くという事です。
こうして、毎日の暮らしの中で一歩ずつ自分自身の心を磨いて行こう、今までの、欲望の充足のみに駆られた生活を見直そうという善友を持つ事は、人生の大きな喜びだと思いませんか?
ご相談下されば、色々なスタイル、方法での出家、私達との共に学ぶ生活をご案内致します。
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